学術変革領域研究(B) ラダーポリマー科学: 二本の結合が紡ぐ革新

A03班石割らの論文がAngew. Chem. Int. Ed.誌に掲載!

A03班石割らのキラルラダー分子のCISS(Chirality-Induced Spin Selectivity)効果を用いた有機太陽電池の機能向上に関する論文がAngew. Chem. Int. Ed.誌に掲載されました。おめでとうございます!

JSTプレスリリース「左右の手のように異なる“キラル”分子構造が、太陽電池の性能を高める鍵に~CISS効果によるスピン選択的電荷輸送を活用した新たな戦略を提案~
Selected as “Hot Paper

【石割准教授のコメント】

近年発見された CISS 効果は、発現メカニズム自体も未だ謎の多い現象ですが、その効果を様々に応用しよう

とする動きがあります。今回我々は、太陽電池の性能向上という新しい CISS の応用方法を初めて報告するこ

とができました。2025 年 10 月から、この CISS 効果を含めたキラルな現象を研究する「JST-ERATO 山本量子

キラル変換プロジェクト」がスタートし、私も参画しております。キラル物質科学は、2001 年にノーベル化

学賞を受賞された野依良治先生や 2018 年に日本国際賞を受賞された岡本佳男先生により、これまで日本が

世界をリードしてきた「お家芸」であるとも言えます。今後も当該分野で日本が存在感を出せる成果が生み

出されることを願っております。

JSTプレスリリース(https://www.jst.go.jp/pr/announce/20251112-2/pdf/20251112-2.pdf)より